農業系公務員受験のログ

農業系公務員受験のログ

既卒が農業系公務員試験を受験した記録です。アホなので3回目でようやく県庁に合格しました。

体験談 国家一般職__事前相談会

 

 

ほぼ同じ内容のイベントにも関わらず、総合職は「面談会」、一般職は「相談会」と名称が分けられていたのは地味に謎であるが、そんなことはさておき。

8月の上旬、延期された筆記試験の直前に、ミニ官庁訪問とも言うべき事前相談会に参加した。

私は東京都に住んでいるので、本省に足を運んだが、なんと現地参加者は4人しかいなかった。
対面とweb面談の選択肢があったため、地方組は9割9歩web参加だったようだ。
日程によっても微妙に違いはあったようだが、早い日程でも似たような感じだったらしい。


当日の流れ

9:00   集合
10:00 面談1回目
11:00 2回目
11:30 座談会
12:00 昼休憩
14:00 3回目
15:00 4回目
16:00 終了

 

他の官庁訪問系イベントと同じく、待合室では受験生が指定された長机の座席に座り、採用担当者が一人、受付で忙しそうにしている。(おそらく面接の時間調整)

待機時間は基本的に飲食可、おしゃべり可、リラックスしてお過ごし下さいとのことで、よほどのことがなければ受験者で情報交換や雑談して過ごすことになると思う。

一日ではあるが、長い時間一緒にいることになるので、積極的に喋ると良い。

 

質問一覧

・前の仕事は何をしていたのか
・退社理由は?
・もし採用になったらいつ頃から来れる?
・前の仕事で学んだことを農業の分野でどんなことに活かせる?
・やりたい仕事はなに?
・(↑を受けて)その分野で起きている問題を解決するためにどんなことが有効だと思う?
・(↑を受けて)それって気の長い話だと思うけど、生産者はもっと簡潔な対応を望んでいるかもよ?
・一般職は転勤の多い仕事だけど知ってる?
・どこか行きたいところはある?

など...

 

感想

面接じゃない

想像以上に面接じゃなかった。
面接官から仕事の説明していただく時間がかなり多く、「これから受験しようとしている省庁の理解を深める場」というのは言葉通りだった。
総合職の事前面談会と比べると、だいぶマイルドな印象で、圧迫感は微塵も感じなかった。

 

面接官との面識

この日に話をした面接官は4人だったが、総合職の事前面談回、官庁訪問(どちらもweb面談)で話した人が一人いた。
面識ってそんなに大事?と疑問に思う人もいると思うが、初対面の人と、一度でも顔を合わせた人とでは喋りやすさが段違いなので、面識があるというのはかなりのアドバンテージである。
また、一人だけかよという感じかもだが、一人でもそういう人がいると緊張は和らぐもので、一回でも上手くいくとその後の面談も上手く喋れるようになるものである。
そういう意味で、惨敗した総合職の面談・面接だったが、受けておいてよかったと思った。


対面かweb面接か

自分の場合だが、やはり対面の方が圧倒的に喋りやすかった。
画面越しの会話だとどうしてもその人の雰囲気が冷たく(機械的というか...)感じられるし、やはり対面で話す時の人の温もりみたいなものを感じられるかそうでないかというのは結構重要だなと思った。
なので、面接や面談でweb参加と現地参加で迷っている人には、私は圧倒的に現地での対面の面談をオススメします。

 

また、上記したが、他の受験者との交流できるというのも個人的には良ポイントである。

web面接だと待機時間を基本的に一人で過ごすことになるので、待ちくたびれるし途方もなく疲れる。

部屋で一人の方が気楽な気もするが、実際過ごしてみると、いつ来るか分からない面接開始の電話に8時間近く待たされるというのは、すごい心労になる。

多くの人は緊張すると思うので、待機時間のコンディションも面談・面接に影響が出ることを考えると、緊張から気を紛らわす、リラックスするという意味でも、現地参加で同じ境遇の戦友と時間を過ごすというのはかなり重要だと思う。

 

さらに言うと、この日の座談会で職員から得たネタがかなり有用で、この日の面談も、官庁訪問も、それを使って乗り切ったと言っても過言ではない。座談会にはできるだけ参加しようねという違う話になってしまうが、そういう意味でも、情報収集の場として現地参加はかなり有用だと思う。

 

結論

面談系のイベントは本省へ行こう